1.雲路の果て
作詞:こっこ
作曲:こっこ
ちぎれた空の波間から
こぼれさす光の道しるべ
近づいていく静寂に
やわらいだ縁どりが燃えてる
昔 見た聖書のページを
想い出すと あなたが笑った
この目さえ
光を知らなければ
見なくていいものがあったよ
からだが
あなたを知らなければ
引きずる想い出もなかった
六弦を奏でる指は
わたしだけ守るには幼く
くちづけは花びらに埋もれ
砂を噛むようにベルが鳴る
踊り子は悲しみを纏い
つぶれた足 舐めては歌った
この目さえ
光を知らなければ
見なくていいものがあったよ
からだが
あなたを知らなければ
引きずる想い出もなかった
ひかり舞う届かない海で
あふれる夜にあなたが見えるよ
小鳥が
声を殺していれば
あの時翼が折れてたら
あなたが
わたしを抱いていたら
今でも溶けあっていられた?
この目さえ
光を知らなければ
見なくていいものがあったよ
からだが
あなたを知らなければ
引きずる想い出もなかった
2.あなたへの月
作詞:こっこ
作曲:こっこ
※月が遠くで泣いている
暗闇の中 泣いている※
あなたが忘れ去った夜空
私が呼んだ雨雲
そして知ることはないでしょう
今もあなたの頭上 高く高く
流れた 宇宙(おそら)は天の川に溺れて
(※くり返し)
過ちは消せない罪と罰
祈りは朝を招いて
何度 犯されることでしょう
葵(あおい)の芽ぶいた吐息はもう白く
蜉蝣(かげろう)ゆらゆら つめたく落ちた灯(あかし)
月が遠くで泣いている
乾涸びていく手を伸ばし
月が遠くで呼んでる
朝陽(ひかり)に負けても ここに居ると
月が遠くで呼んでいる
私を抱いてと ちぎれながら
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